わたしたちの郷土 西会津町 -119/122page

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理左衛門や数多くの人材を育成した渡部思斎とその門人たちのひたむきな生き方は道徳の授業の素材にもなると思います。

VI 「これからの西会津町」  では,「すべてにやさしい健康のまちにしあいづ」をめざして,町づくりに努力している町のリーダー達の考えを知らせ,町民としてのあり方を考えさせようとしています。

 これからの西会津町についての作文を書いたり,未来の西会津町の絵を描いたりする学習への発展も考えられます。


2 内容の指導について

 表紙やグラビアは,西会津町の限りなく美しく雄大な自然を,強くアピールしたいという願いを込めて編集しました。郷土の社会的事象を学ぱせながら,その土台をなっている自然へも児童の目を向けさせてください。「自然があって人間がいる。人間は自然の一部である。」という考えに立たなければ,中学年の社会科は成立しないといっても過言ではないでしょう。

 本書の写真やグラフ等は,平成10年12月までのものであるので,それ以後の資料については,先生方自身が現場に出向いて調査し教材化してください。

 特に,工業・商業・農業については,日々に変動しているものですから,指導にあたっては教材研究の時間を十分にとってください。

 町役場発行の「広報にしあいづ」「議会だより」は,町の様子を知るためには大変役に立つ資料です。

 文化財については,町教育委員会発行の「西会津町の指定文化財」という冊子が各学校に配布されていますから,是非ご活用願います。

V 「輝かしい先人たち」で取りあげた方々の他に,江戸の昌平学に学んだ後,「山陵記」「会津温故拾要紗」を著した宮城三平や新郷・奥川地区の堰通水を手がけた館ノ原代官佐藤四郎左衛門等がいます。


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西会津町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。