わたしたちの郷土 湯川村 - 072/106page
[1]ガス
ガスの使用
昔は、家庭(かてい)の燃料(ねんりょう)は、まき・木炭(もくたん)・石炭(せきたん)・練炭(れんたん)などが多く使われていました。産業(さんぎょう)の発達(はったつ)と人びとの生活が便利(べんり)になるにつれて、発熱量(はつねつりょう)が高く、使用方法(しようほうほう)が簡単で、安全にあつかえるガスが、ほとんどの家庭で使われるようになってきました。
村では、都市ガスの施設がないので、プロパン(LPガス)が使われています。
ガスは、大変便利(べんり)なものですが、もれると中毒(ちゅうどく)や爆発(ばくはつ)、火災のおそれがあり、大変危険(きけん)です。そこで、ガス販売店(はんばいてん)では、月に1回メーターの検針(けんしん)の日に、ガスボンベのまわりの、保安点検(ほあんてんけん)を行っています。また、定期的(ていきてき)に液化(えきか)石油ガス法にもとづいた保安点検も行っています。そして、すべての設備(せつび)について調べます。
水・電気・ガスは、人びとの生活に欠かすことのできないものです。しかし、これらはかぎられた資源(しげん)でもあります。そこで、資源を守るために、みんなで大切に使わなくてはなりません。