会津高田町勢要覧 -023/031page
CHAPTER2 農林業
産業づくり活力と魅力のまちづくり
今日までの商店街は地元消費者のニーズを満たしてきましたが、現在の消費形態をみると、他の地方都市と同じように、わ が町においても最寄商品以外は流出の傾向が顕著になってきています。したがって、商店街の活性化対策は、消費者の利便性 を優先した駐車場の整備や個性ある商店づくりなど、思い切った商店街の改造が必要です。そんなことから、パティオ事業、 空き店舗対策、共同店舗化などが重要な課題となってきています。また、商店街へ意識的に業務機能を導入するなど、来店を うながす動機づけなどの検討を図っていかなければなりません。
町大バザールでのイベント「高田梅とばし大会」町のにぎわいは、なによりも活力の源です。祭りや催し物も商店街に活性化をもたらします。町としても組 織的なイベントや魅力ある買物空間を演出し、共同事業を積極的に支援していきます。総合的な対策は商工会、行政が一 体となって進めなければなりません。
町大バザール観光面での誘客の方策のひとつとして、伊佐須美神社など寺社を含めた門前町構想がありますが、どのよ うにしてネットワーク化し、駐車場、休憩場、飲食・物販施設と結びつけ、滞留時間を延ばすかがポイントとなっ ています。
町で売られている菓子・流れ作業による酒のパック詰め