2) 町の土地利用
町の広さは,12ページのグラフからもわかるように,195.67平方キロメートルです。そのうち約80パーセントは山林や原野です。そののこりのわずかな土地は宅地や耕地になっています。耕地は,水田や畑として利用されているほか,わずかながらかじゅ園としても利用されています。
昭和35年には,耕地面積が2668ヘクタールでしたが,年々工場や住たくがたったり,山間の耕地を耕す人が少なくなって,この40年の間に335ヘクタールもへっています。
とても広い山林は,国・公有林にくらべて私有林が,全体の80.5パーセントと多く,たくさんの木材やまき,木炭を生産していました。
しかし,昭和50年ごろから山の仕事をする人が少なくなり,手入れがゆきとどかなくなっています。
▲畑の仕事
▲山の仕事