いまの町のようす
あき子さんは,おじいさんにむかしの町のようすを聞いてきました。
あき子さんのおじいさんのお話
わたしが,子どものころにはじめて鉄道ができて,汽車が走るようになったんだよ。そのときは,町をあげておいわいしてね。けむりをもくもくはいて,いさましく走る汽車を見に,わざわざ駅まで出かけて行ったもんだよ。
そのうちに、せんそうが始まって、この町からもたくさんの人がせんそうに行ってなあ。男の人が少なくなってしまったんだ。
せんそうが終わって、高田町もまわりの村といっしょになって,会津高田町が生まれたんだよ。バスが通るようになったり,自動車がふえたりして,町もずいぶんかわってきたよ。