会津本郷町勢要覧 -004/015page
歴史香る文化の町
会津札所二十一番のお堂で、左下りの山の山上約800メートルに建立されています。
岩と堂がしっかりと支え合い、千年以上もの間、風雪に耐え、庶民の信仰を仰いできました。 みごとな三層閣で、五間(9m)四方、高さ四丈八尺(約14.5m)、東向きで廻り縁があります。 縁先に立てば遠く磐梯山が望み、近くに大川(阿賀川)の清流を見下ろす景勝地にあります。
天長七年(830年)徳一大師の建立(一説には弘法大師)といわれ、観音堂には石像の秘仏 が安置されて、俗に頚無(くびなし)観音ともいわれています。
会津藩の教育文化に尽力した学僧如黙(にょもく)がここに住み、花月を友としたところと伝えられています。
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