わたしたちの郷土 会津本郷町 -025/127page
(4)がいしをつくる工場
伝統的(でんとうてき)な焼き物の技術(ぎじゅつ)を生かして,電気産業(さんぎょう)につかわれるがいしがつくり出されたのは 明治の中ごろ(約100年前)です。その生産は今でもさかんです。
会津本郷焼のつくり方は,ほどんど手工業ですが,がいしのつくり方はコンピューターなどのもっとも新しい機械(きかい)をつかった近代的工場でつくられます。
がいしができるまで
原料は地元で掘り出される陶石と,よそから運ばれてくる原料をまぜ合せて,粘土をつくります。
原料を大きな機械でくだき,水を加えてボールミルで100分の1mm程度(ていど)のこまかさにします。