会津盆地西部地区の農業 - 000_02/100page

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はじめに

 会津盆地の西部地区にある私たちの町や村は,農業のさかんな所です。平地には田畑が多く,米や野菜,花,くだものづくりなどが行われています。今まで,農業をさかんにするため,たくさんの先人の苦労と努力がありました。米づくりのため,水を引く用水路や堤(つつみ)を造り,今のようなりっぱな田んぼや畑ができました。

○会津高田町は,米づくりや身不知柿(みしらずがき)・高田梅の栽培地(さいばいち)として知られています。
○新鶴村は,米づくりがさかんで,会津地方の米どころです。
○会津坂下町も,米づくりが中心ですが,くだものもさかんに作られています。
○会津本郷町は,米づ<り中心の農業から,花・くだもの・野菜づくりの農業へと変わってきています。

  会津盆地西部地区は立派なほ場(じょう)に整備(せいび)され,それぞれの町村が特色(とくしょく)のある農作物を栽培しています。

 今,その作物に必要な水をいつでも使えるように,新宮川ダムが造られています。このダムが完成すると,会津盆地西部地区の農業はさらに発展(はってん)していくものと思われます。

 このように私たちの地区は,先人をはじめ,多くの方々のたゆまない努力と工夫によって,現在のようなすばらしい農業の町や村になってきました。そこで,みなさんは,社会科の学習でこの本を使って,会津盆地西部地区の農業の様子をしっかり学習し,将来の会津盆地西部地区の農業はどうあればよいか考えてほしいと思います。

 おわりに,この「会津盆地西部地区の農業」は,会津農業水利事務所および編集執筆(へんしゅうしっぴつ)にあたられた先生方のご協力をいただき発行できるようになりました。心より厚くお礼申し上げます。

平成10年3月
会津高田町教育委員会教育長 長 嶺  敏


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掲載情報の著作権は会津高田町教育委員会、新鶴村教育委員会、会津坂下町教育委員会、会津本郷町教育委員会に帰属します。
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