会津盆地西部地区の農業 - 022/100page
2.土地利用の様子 (1)会津高田町
町の総(そう)面積は,195.67平方キロメートルで,79.6パーセントが山林によってしめられているため,田畑はわずか12.8パーセントにとどまっています。町の真ん中を流れる宮川の北東部に低い土地が広がっており,そこ(高田・赤沢・永井野・藤川)に田畑が集中していて,町の耕地(こうち)面積のおよそ90パーセントをしめています。
昭和35年の耕地面積は,およそ2,700ヘクタールでしたが,年々工場や宅地(たくち)に変わったり,山間地での耕地をたがやす人がへったりして,この30年間におよそ300ヘクタールもへってしまいました。