昭和村勢要覧 -023/024page

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地図

●沿革●

昭和村は、福島県の西に位置し、総面積209.34km2を有する農山村で、地形は、南は越後山脈である帝釈荒海連峰より北に進んだ駒止山地からY字にに張り出した御前ヶ岳(1,234m)、博士山(1,482m)、志津倉山(1,209m)と、西脈としての黒岩山、大妻山に囲まれた盆地状の中にあり、村の92%が山岳地帯である。河川は、三引山、白森山を源流として野尻川が中央を貫き、三階山、御前ヶ岳を源として流れる玉川が村の中央で合流している。されに、博士山東南山腹に源をもつ滝谷川があり、これらはすべて只見川に注いでいる。また、二つの湿原があり、高山植物の自生する駒止湿原は国の天然記念物に指定されており、珍しいハッチョウトンボが生息する矢の原湿原は村指定の天然記念物になっている。



●昭和村の花木鳥

サユリ
サユリ
多年草であるこの花は、古くから昭和村に自生している。直系5〜6cmの可憐な華は初夏の日ざしをいっぱいに受けて花ひらく。

ヒメコマツ
ヒメコマツ
北海道、本州に広く分布しており、昭和村にも数多く自生している。盆栽や家屋財として昔から親しまれてきた。やさしい名をもつが、深い雪に耐えて枝を張るその姿は、昭和村の象徴しているかのようだ。

ヤマガラ
ヤマガラ
茶目っ気たっぷりの動作、時には宙返りなどをして愛嬌をふりまき、誰からも愛されるかわいらしい小鳥。5月から山地の樹洞や、石垣の間などに営巣を始める。ヤマガラが忙しく動き始めると昭和村も初夏を迎える。 


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掲載情報の著作権は昭和村に帰属します。
昭和村の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。