わたくしたちのきょう土 田島町 -000-01/114page

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まえがき

 みなさんの住んでいる田島町には、大昔から人々が生活をしていました。田島町のこれまでのことをしらべて書いた本(田島町史)をみると、今から15,OOO年も前に人々がつかっていた石のどうぐ(石器(せっき))が、丹藤(たんどう)というところで見つかったことが書かれています。このように古くから栄えた町ですが、長い間には住んでいる人々が、住みよいゆたかな町にするために、いろいろなくろうをかさね努力(どりょく)してきました。

 みなさんは社会科の授業(じゅぎょう)で、学校や家庭(かてい)のこと、住んでいる田島町のこと、福島県のこと、日本のことなどを6年間で学習し、人々がどんなくろうをしてきたか、今どんな工夫をしているかを知り、もっと住みよい町、県、日本、世界になるためにはなにをどうしていけばよいのかを考えていかなければなりません。

 この本には、これらのことを学習するとき田島町のことがよくわかるように、地図(ちず)や写真(しゃしん)、グラフ、表(ひょう)などをたくさんのせて、楽しく学習できるように考えてつくりました。ただ、せつめいは少なくしてあります。これは、地図や写真、グラフ、表などをみてみなさんにいろいろと考えてほしいからです。

 なお、今回(こんかい)、みなさんの学習にさらに役立つように内容(ないよう)を整理(せいり)し、古くなった資料(しりょう)を新しくして使いやすいように工夫(くふう)してみました。

 どうか、社会科の学習のときにこの本をじゅうぶんに活用して、田島町のことをよく知り、りっぱな田島町民・りっぱな人間になってくれることを願(ねが)っています。

   平成8年3月31日

田島町教育委員会


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