わたくしたちのきょう土田島町 -098/114page

○　戦時中の学校

　食糧が不足して、校庭は畑となり秋の収穫に南瓜を手にもって。ガラス窓には、空襲の爆風よけのため紙を斜め十文字に貼って備えた。

　戦時中は、各家庭では薪をもやし家の中は煙がたえなかった。そのために、トラコーマがはやり、学校では、医師の指示を受け、女教師が洗眼にあたった。

　子ども達の遊びは「兵隊ごっこ」だった。

　棒切れを鉄砲にみたて「ささげつつ！」

掲載情報の著作権は田島町教育委員会に帰属します。
田島町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。