下郷町町勢要覧 -010/057page
Nature 自然
憩
日暮滝
会津でも最も見事な滝といわれる日暮滝。町の深山にあり、美しく、神秘的な景観は日が暮れるまで一日眺めていても飽きないというところから、この名がつけられたということです。塔のへつり
大川羽鳥県立公園最大の景勝地、塔のへつり、この眺めをみると「自然は偉大な芸術家である」という言葉にきっと誰もが納得することでしょう。
白い岩肌には萌える新緑、燃える紅葉が映え、特に初夏、町の花であるフジの紫の花を纒う眺めはまさに一幅の絵、藤見公園の別名でも呼ばれています。流
大川ライン
町の中央を流れる大川は深い峡谷を造って流れています。奇岩、絶壁、急流の展開する眺めが町を貫くというものも自然下郷ならではのものでしょう。
この大川ラインはナラ、クヌギなどの広葉樹が色鮮やかに燃える秋の景観が特に見事なもので、羽鳥湖周辺とともに大川羽鳥県立公園を形成しています。観音沼森林公園
観音沼一帯は野鳥の宝庫であり、沼のほとりには、シラカバの木や、美しい野の花が咲き乱れています。また、沼の周辺には散策コースが巡らされ、四季を通じて楽しめる、人々の憩いの場となっています。彩
フジ
新緑の中に、フジの花が咲き乱れ、辺りに良い香りをふりまきます。初夏を告げるこのうす紫のこの花は、塔のへつりのシンボルで、シーズン中は見事な景観をつくりだします。中山風穴
標高800メートルの封穴付近の岩間から冷風が吹き上げるため夏でも10度前後と気温が低く、寒気性植物、ならびに高山植物が一大群落をつくっている特殊地帯です。潤
大川ダム
ダムの高さ78メートル100万キロワットの発電力。大川を下池に大内沼を上池にした揚水式ダム。湯野上温泉下流にあり、水路管は地下を通し自然美をそこなわないようにしています。