ゆたかな下郷町の自然-062/105page
◆バッタやキリギリス
バッタは明るい昼の草原で活動する置じ類の昆虫です。コオロギやキリギリスも同じなかまだが、暗い夜の草原で活動する。バッタの仲間は、頭と前胸が特に大きく、太い腹をもっている。口は、ものをかむのに適した形をしている。はねや体の色が、車上にいるものは緑色、河原にいるものは、白黒と河原の石の色をしている。これは、保護色といって、外敵から身を守るためである。
バッタのなかまには、トノサマバッタ・クルマバッタ・ショウリョウバッタ・オンブバッタ・ヒシバッタ・イナゴなどがいる。コオロギのなかまには、エンマコオロギ・ミミツカドコオロギ・オカメコオロギなどがいて、鳴き方がすこしずつ変わっている。そのほか秋の夜の美しい声で鳴くなかまがいる。
【トノサマバッタ】(バッタ科)
バッタは昼の草原で活躍する。バッタは、体がまわりのかれ草の色や、地面の色に見せかけて敵から身を守っている。
【クサキリ】(キリギリス科)
クサキリは、♪ジージー ウマオイは、♪スイーチョン カンタンは、♪ルルルルル夜の音楽家である。
【カマキリ】(カマキリ科)
強力な武器で、虫をおそって食べる。
・よく見える目
・とげのある前足
・つかまえるはやさ0.05秒のはやわざである。
カマキリはめすがおすを食べてしまうこともある。
〈十文字原にて撮影〉