ゆたかな下郷町の自然-093/105page

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7.郷土の大地
(1)地形
私たちの住む大地の表面は、凹凸があり、その高いところが山である。山は大きさも形もさまざまである。
山は、地下から噴出した溶岩や火山灰が積もって出来たものが多く、美しい形をした山(火山)が多い。高い山が連なる山脈といわれる山々は、ほとんどが海底に厚く積もって出来た地層が、強い圧力による地殻変動を受けて、曲がったり、くいちがったりして、その結果山脈ができたと考えられている。
◇強い圧力による地殻変動を受けることを(造山運動)とよんでいる。
■造山運動というのは、大きな地殻変動で、地層が褶曲(波状に曲がること)したり、断層(くいちがい)がおきたりして山ができること。
ですから、山の出来方には、火山運動と造山運動がある。下郷町は、こうした山の合間にある町である。
写真は、下郷町の南に位置する一番高い山三倉山
→写真は、下郷町の南に位置する一番高い山三倉山(1854.9m)の美しい姿である。
高山植物もある。
下郷町の北部の江川地区には、小野岳(1383.4m)がどんと構えている
←下郷町の北部の江川地区には、小野岳(1383.4m)がどんと構えている。
毎年6月には、山開きが実施されている。
皆さんも挑戦してみてはいかがですか。
登ってみたいな?
頂上からは磐梯山や猪苗代湖も見えるんだって。
イラスト

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