舘岩村要覧 -013/028page

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自遊人の基地、しらかば公園。

たていわのゆとり空間は自分時間型
ブナ
ブナは温帯の森の王者。葉の透きとおるような緑が美しく、樹皮には青白い菊の花もようの地衣類をビッシリとつけています。
ほのかな野趣を演出する舘岩の郷土食のぬし、トチの実は、谷間で手のひらのような葉かげで涼風にそよいでいます。

*しらかば公園/開設1986(昭61)・順次増設/総面積9.1ha/多目的広場(400mトラック付き・サッカー1面・ソフトボール2面使用可) /テニスコート(全天候型10面) /ゲートボール場(2面) /多目的体育館(バレーボール2面・バトミントン4面使用可) /温泉利用施設計画/キャンプ場/バンガロー(3棟) /オート・キャンプ場(6台) /遊歩道(一周5km) /軽食堂(収容30名) /バーベキュー・八ウス(収容40名)水屋/WC/旗ポール/しらかば公園・しらかば橋/展示林等<施設外フィールド>湯ノ岐川渓谷(施設内貫流) /湯ノ花温泉(1km) /木賊温泉・西根川(6.5km) /舘岩村観光案内所・物産館・舘岩川(5km) /前沢ふるさと公園(6km) /水引曲家集落(0.5km) /たかつえ高原(13km) /田代山湿原(車14km+徒歩2km90分。さらに帝釈山2.5km60分)尾瀬沼山峠(43km) /会津高原周遊ドライブ(最短コース80km・七町村フルコース270km) /バス停湯ノ花温泉−会津高原駅(24km・バス40分)

しらかば公園体育館
しらかば公園体育館。汗を流して勝ちとるのは、交流のさわやかさです。

虫とり
ここは南極北限の野生の楽園。採取のは、温帯の森の精です。

川遊び
真夏でも手足がこごえそうに冷たい流れ。光の中へ。追い求めるのは、自然に還った心の豊かさです。

 湯ノ花温泉郷から程なく、湯ノ岐川渓谷沿いの森の中に、屋内外の交歓スポットをちりばめた、しらかば公園。『自然健康村(ヘルシーランド)たていわ』のシンボル施設で、河畔のオートキャンプなど野営プランを拠点に、変化に富む大自然をステージとする多彩なフィールド・ワークを楽しめます。
 ワイルド・ライフに飽きたら、湯の里に下り、ひなびた共同浴場群のハシゴを楽しむがいい。
 「ご馳走になります」なんて、村人に声を掛ける気分になれたら、旅情の達人。“ご馳走”するのは『もてなしの心』。やすらぎのある滞在空間づくりに腐心しています。
 「冬にも来やれや!
 アフタースキーは温泉浴がいいさ。」
 ここでは、四季折々の湯ったりコミュニティで、都市と山村が共感・共鳴しあいます。
 21世紀は自己実現の時代。自由時間を『余暇』ではなく、個性や創造性を育み、健康を保持するなど、それぞれに自分を回復し、充足するための多様な『体感・文化活動』のチャンスとしてとらえ、スポーツやアウト・ドア」、異文化とのふれあいなどの活動空問が脚光を浴びています。
 今こそ、わたくしたちは、自分時問を自ら創造性と主体性をもって楽しむことができる『自遊人』のステジとして、都市との共有を楽しめる、個性と魅力に満ちた、ワイドで多彩な自己実現空間の拡充につとめます。

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掲載情報の著作権は舘岩村に帰属します。
舘岩村の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。