(1)公園と人々のくらし
公共の施設をつくるには,多くの費用が必要です。村だけではなく国や県,それにまわりの市町村の協力によらないとできない施設もあります。
▼しらかば公園テニスコート(昭61.5.1　オープン)


これは,湯ノ岐川沿いに作られたものです。静かな山林にテニスボールを打つ音が響いています。

●しらかば公園はどんな計画で作られているのでしょうか。
湯ノ花に出来る「しらかば公園」
昭和五十九年五月に、自然健康村「ヘルシーランドたていわ」を宣言した舘岩村では、村をとりまく豊かな自然を生かすことによって生活環境を創造することを基本姿勢としている。
その間、大宮市立少年自然の家第三セクター方式による会津高原高校スキー場が昭和五十六年に相次いでオーブンし、野岩線の六十一年度開業が決定するなど、宣言を外に向かってアピールする気運は確実に高まりつつあります。
このような状況の中にあって、舘岩村は、昭和六十〜六十四年度の過疎地域振興計画の一環として「しらかば公園」の建設を計画しています。
自然健康村「ヘルシーランドたていわ」のシンボルづくり
しらかば公園が建設されれば、従来学村施設などを利用して個別に行われていた村の様々な活動は、その多くがここで行われることになると思われます。しらかば公園は、その存在そのものが、自然健康村「ヘルシーランドたていわ」のシンボルとなります。
「しらかば公園」の概要
・総面積　9.1ヘクタール
・総工事費　997,098,000円
・施設
運動施設…多目的運動広場(ソフトなら二面、夜間照明)　テニスコート(四面)、ゲートボール場(二面)、多目的体育館、屋内温水プール(25mプール、子供プール)
休養施設…キャンプ場、露天風呂(温泉利用)他
便益施設…橋(長さ26.80m　巾2m歩行者専用)水屋、時計塔、他
修景施設…池(水性植物園)水路
教養施設…温室、展示林、野外劇場(1,500人収容)東屋
管理施設…管理事務室、駐車場(150台分)、駐輪場、他
その他…芝生広場、学習広場、他
この建設は、十年に分けて行われる計画です。