檜枝岐村勢要覧 -010/020page
自然の原風景、尾瀬。自然
日本一の高層湿原、尾瀬。心洗われるオアシスです。春の新緑から秋の艶やかな紅葉、そして静寂な冬まで、四季を通じて豊かな自然に囲まれた檜枝岐は、 まさに自然の宝庫です。
特に「夏の思い出」の歌で知られる、日光国立公園「尾瀬」は本邦随一の高層湿原で、春から秋まで数えきれないほどの高山植物 が咲き誇り、私たちを歓迎してくれます。東北一の2,356mを誇る「燧ヶ岳」はその雄姿 を尾瀬沼に映し尾瀬沼に源を発する只見川は、白い布を流したような「平滑ノ滝」として、 一方「三条ノ滝」は豪快な水しぶきを上げ一気に落下する様を見ることができます。 「会津駒ヶ岳」の頂上はなだらかな高山湿原が連なり、山頂からの360度のパノラマは、 秋晴れには遠く富士山も見られるほどの雄大さです。
平成10年には、檜枝岐川のほとりに尾瀬の自然を再現した"ミニ尾瀬公園"(面積80,000u) が完成し、お年寄りや尾瀬まで行く時間的余裕のない方にも尾瀬の魅力をたっぷりと 体験できるなど好評を得ています。
園内は”武田久吉メモリアルホール””白旗史朗尾瀬写真美術館”を中心に、散策用の木道 、遊歩道に川、滝、池塘が再現されていて、まるで尾瀬そのものです。