のびゆく南郷村-034/087page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

5 トマトをつくる
1 トマトづくり
南郷村の夏は、一日の気温の差が大きいので、トマトづくりには、とてもてきしています。
トマトづくりは、3月のすえ、つもった雪をとりのぞき、なえを育てる育苗ハウス作りからはじまり、しゅうかくの終わる10月まで続きます。なえは、田や畑に一本一本ていねいにうえられ、水やり、しょうどくに多くの人手がかかります。
7月になると、しゅうかくがはじまります。農家の人は、朝早くからトマト畑に出て、色あいを見て一つ一つていねいにもぎとり、農業共同組合(農協)のトマトせんか場にはこびます。
せんか場では、カラーセンサーつきせんか機を使って、すばやく色別し、形のよいものがえらばれ、いろいろな大きさに分け、段ボールばこにつめられます。
はこにつめられたトマトは、運送会社のトラックで、駒止トンネル、山王トンネルをぬけ、東京や横浜の市場に、次の日の朝着くように送られます。
このようにして作られたトマトは、「南郷トマト」として、全国に知られています。

▲カラーセンサーつきせんか機
▲カラーセンサーつきせんか機

▲トマトづくり・米づくりこよみ
▲トマトづくり・米づくりこよみ

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は南郷村教育委員会に帰属します。
南郷村教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。