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今……相馬港のかいはつ
◎ 下の写真は、むかしと今の笠岩の近くのようすです。どんなところがかわったか、考えましょう。
むかしの笠岩
原釜の中川さんの話
むかしの原釜は、美しい砂浜が広がり、海水浴でにぎわいました。一貫丸という小舟があり、ろでこぎ、沖に出て漁をしました。このあたりの岩は、笠をのせたような形をしているので、笠岩とよばれ岩と白い砂のようすは、とても美しいものでした。朝タ、一貫丸を海に出したり上げたりする人びとのにぎやかさがなつかしく思いだされます。
今の笠岩
港湾事務所のおじさんの話
今の相馬港は、大きな港として作り続けられています。大きな船が出入りするだけでなく、人々が楽しくすごせるよう、つり公園や海水浴場、美しい海岸公園として残そうと努力しています。むかしの笠岩のようすとは、変わってしまいましたが、わたしたちは市民のみなさんやほかの土地からおいでになる方に原釜のよさをわかってもらえるよう努力しているのです。