小高町町勢要覧 -007/012page
ODAKA TOWN ◎進取の精神
まちに生きる, まちを活かす。
小高の人びとの情熱が個性豊かなまちを築く。先人たちの知恵や夢、そして情熱。
それぞれの時代に生きた勇壮な人々の熱い想いが、未来の扉を開いてきた。
そして今、さまざまな町民が新しい小高のまちづくりを真剣に考え、魅力に満ちた未来を生み出そうとしている。町民が一体となり世界一をめざしギネスに挑戦
青い空の下に、町民たちの喚声が響きわたる。毎年十一 月の第二日曜日に小高町文化祭事業の一環として行われる「ギネスに挑戦」がはじまったのは昭和六十一年。一回目の「ジャンボのりまき」では、沿道につめかけた観衆の声援を受けながら、長さ862メートルの記録を達成。また、平成五年の第八回大会では、直径7.6メートル、重量4.6トンのジャンボフライパンで、金粉入りのジャンボやきそば3000食に挑戦するなど、そのユ二ークな発想と旺盛なチャレンジ精神で話題を集めている。
平成十二年の「巨大エッグアートへの挑戦で、第十五回目を迎えたこの「ギネスに挑戦」は、小高町民の熱い想いと、記録達成にかける情熱がほとばしる小高ならではの季 節の風物詩として定着している。
CI計画など町民主体のまちづくりの数々
小高町では、町民みんなの力で、もっと魅力的なまちづくりをとの考えのもと、平成十二年度に地域CI活動に取り組んだ。CI町民会議や、まちづくりパネルディスカッションなど町民主体のCI活動により、新たな小高町のシンボルマークやスローガンを決定。
小高人の情熱と創造力は、 「浮舟まつり」などの新しい文化を生み出すとともに、このCI活動により、小高町の輝かしい未来づくりへと着実な歩みを続けている。[小高町のコミュニケーションマーク]
おだか
人うごき 心うごかす 本気まちコミュニケーションマークの意味
・このマークは、、小高町が将来(明るい未来)に向かって羽ばたくことをイメージしたものです。
・「鳥の羽」をモチーフにしたことで軽やかな動きを感じさせ、繊細さや人の温かさ、動きの楽しさを感じさせるマークにしました。
・このマークは、見方によっては「?」や「!」にも見えるようになっています。これは、小高町がいろいろなことに挑戦し、課題を解決しながら前進し、新しい感動や響き・ひらめきを感じていけるといった、感性の豊かな町を目指していくことを表現しています。
・このマークのブルーは、「澄みきった小高町の空の色」であり、「穏やかな海の色」でもあります。ブルーの中でもひときわ知性的で、かつ挑戦していく意志の強さを表したブルーです。