小高町生涯学習ハンドブック-010/011page

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ふるさと『小高』
町の花・紅梅
町の花・紅梅
紅梅は、小高城、別名紅梅山浮舟城の花ともいわれ、歴史の絵巻物や詩歌、俳句などの文学とも深いかかわりを持ち、観賞の歴史もまた桜より古く高雅な気品が愛好されてきた。濃艶(えん)にして華麗、しかも群落して開花する風情は地域の連帯と協調の象徴である。
町の木・あすなろ
町の木・あすなろ
あすなろは、「明日はヒノキになろう」と努力をしたという説話からその名がついたといわれている。材質1よ密にして堅牢(ろう)、各種の用材に適し、独特の香気をもつ。その名が示すように、明日をめざして挿木からでもよく耐えて立派に成長していくすがたは、町民の忍耐と努力の象徴である。
町の鳥・うぐい
町の鳥・うぐいす
うぐいすは、きびしい冬から躍動の季節を待ちこがれているとき、いち早く春がきたことを告げる鳥である。うぐいすの初音によって万象が明るくひろがり、自然も生活も活気に満ち、働くものの心をなごませ活力と潤いをもたらしてくれる。その一声は、町の希望と平和の象徴である。

町民憲章
美しくまたきびしい自然、そのなかで人びとは歴史をつくり、文化を育て、こまやかな人情を伝えてきました。いま、私たちはそれを正しく受け継ぎ、平和で希望に満ちたまちの発展を願い、日常の心構えとしてこの憲章を定めます。
1.明るいあいさつをかわし、心のつながりをひろめます。
1.互いにきまりを守り、ひとに迷惑をかけないようにつとめます。
1.からだをきたえ、よく働き、楽しい家庭をつくります。
1.花を愛し木を育て、自然と調和したきれいなまちをつくります。
1.いつも生きがいを求め、力をあわせて、文化のまちをつくります。

町章
町章は小高の「小」の字を図案化したもので、旧一町二ヶ村(福浦、金房、小高町)が相提携し、和合協同の実を上げ、住みよい小高町への発展を表したものである。
大きい輪は産業を、二つの小さい輪は文化と教育を示し、この輪が細み合わさって町民の和合の意を含みながら、たえず躍進する姿勢を表現したものです。

町民歌
1.ここは わたしの町
ここは あなたの町
みどりの山 青い
海平和のひかり 満ちて
みのりの幸の あふれるところ
ああ 小高 小高 うるわし小高
2.ここは わたしの町
ここは あなたの町
遠い歴史 よみがえり
文化の香り たかく
あたらしき日の 花咲くところ
ああ 小高 小高 かがやく小高
3.ここは わたしの町
ここは あなたの町
力あわせ いまひらく
はたらくものの 町よ
未来の希望 みなぎるところ
ああ 小高 小高 伸びゆく小高

平成10年3月発行
小高町教育委員会
〒979-2111 福島県相馬郡小高町仲町二丁目82番地 TEL0244-44-4114

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