双葉町町政要覧 -015/030page

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自然を大切にゆとりある環境を整備します。

 今日地域社会を取り巻く諸環境は、高度情報化の進展、生活価値観の多様化、高齢化、核家族化への進行など各方面にわたって大きく変化してきており、新たな地域づくり、町づくりが求められています。
 今後、来る21世紀に向けて、健康で活力あふれる双葉町を創造していくためには、当面する行政課題を克服しながら、迅速にまた的確に対応していくことが重要です。
 双葉町は面積51.40kuの小さな町ですが、海・原(平地)・丘・山・川と変化のある地形とこれらが醸し出す田園的で豊かな景観をもち、さらに東北地方としては温暖な気候条件を備えており、これらは町にとって重要な財産といえます。
 今後の町の振興のために、未利用の丘陵や山間地を、農林業あるいは観光・レクリエーション振興の拠点として活用したり、海岸および沿岸地域についても、レクリエーションゾーンとして観光的に活用するなど様々な機能が期待されていますが、町民全体の財産である豊かな自然環境については、これを保ちながら有効的に利用していくことが重要です。
 現在、上水道、環境衛生施設、教育文化、スポーツ施設などの整備が進み生活環境面においてはかなり整備されました。これからは、高まった施設整備水準をいっそう充実させるとともに、住宅、公園、上・下水道、教育、文化、医療、福祉、レクリエーションなど各分野についてサービスを充実させていくことが必要です。

整備予定箇所位置図

整備イメージ図

整備イメージ図

整備イメージ図

整備イメージ図

遊具

 これからの町に住む一人ひとりが、自信と誇りを持って暮らし、各年代の人々が積極的に参加できるような地域社会をつくるためには、町内の各年代の人材の創意・工夫や知識・技術を結集すると同時に、町外の潜在町民との交流を深める一方、技術者の養成、コミュニティ活動のリーダーや地域の世話役など、長期的に町を支え育てていくような人材を育成することが重要です。このため、町内外の住民の積極的な交流を通し、町民の健康づくりを軸に、教育、文化、スポーツ・レクリエーション、医療・福祉などの諸活動を充実させていきたいと考えます。

キャンプ


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双葉町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。