双葉町町政要覧 -024/030page
生活環境整備
まちの機能を高め、住みよい環境づくりのために
住宅・宅地
生活文化都市をめざす双葉町が目標としている人口3,200人を達成するためには、エ業団地の造成や、商業施設およぴレクリエーション施設を中心とした複合機能の開発とともに、快適な住宅環境を整備することが不可欠です。また、町内外からの住宅需要に対しては低価格で住みよい住宅団地を確保するなどの宅地供給をして、定住を図っていくことも必要です。このため、町内の適地を開発し、計画的な住宅地の造成と宅地分譲ならびに公的住宅団地を整備じていくことも重要だと考えられます。
主要施策
1 自然環境、地形条件を活かした住宅団地の造成
2 ゆとりある住区の形成
3 用途地域内、住居系地域の開発促進
4 既存公営住宅の整備改善
5 民間宅地開発の適切な規制誘導
6 公的機関による賃貸住宅建設促進地域防災
原子力発電所の立地する双葉町では、原子力をはじめとした各種災害に対応できる地域防災体制をつくることが必要です。そこで、町が電気事業者、県および広域市町村圏組合と協力して機能的な体制を確立し、電源地域の安全確保に関するモデル地域となれるような体制づくりを心がけています。また、山間部のがけ崩れの防止や海岸保全については、国土の保全という意味でも特に重要ですので、国や県の協力を得て積極的に取り組んでいきたいと思います。
主要施策
1 原子力防災体制の確立
2 広域消防体制の充実
3 住民の防災意識の高揚