双葉町町政要覧 -029/030page
双葉町名誉町民
(故)小野田 忠氏
明治27年9月16日に双葉町新山に生まれました。昭和18年、双葉町に現オノダ精機株式会社を設立。本町の産業振興と安定した雇用対策に努力され、本町町勢振興に貢献されました。
国及び県に対する貢献も大きくその功績は高く評価され、紺綬褒章、藍綬褒章、勲三等旭日中綬章、勲二等瑞宝章を受章、また県外在住者知事表彰、都知事表彰、国の発明賞受賞など、数々の栄誉を受けました。(故)天野光晴氏
明治40年3月26日に双葉町山田に生まれました。大正14年、双葉町を離れられて以来、常に愛郷の念にもえ、本町の発展と地域の幸せを願い、特に双葉海岸離岸堤の建設、前田川大型砂防ダムの誘致建設、さらには地域交通体系の促進確立など、本町町勢振興と地域開発のため大きく貢献されました。
また、国政にあっても建設大臣、予算委員長、建設常任委員長、土地問題特別委員長、水資源開発特別委員長、国務大臣国土庁長官、その他多くの職を歴任されるとともに、衆議院掲額議員であり、多年の功績により勲一等旭日大綬章を受章されました。双葉町民の歌
―未来みつめて―作詞 武内敏子
作曲 山岡賢舟
1 栴檀(せんだん)芽をふく 双葉の空に
四季をいろどる 阿武隈の山
椎葉(しいは)の野辺は 風さわやかに
清き流れに 大地はひらく
ああ 縁あふれる 双葉町
2 さくら花咲く 双葉の里に
古きをしのぶ 清戸(きよと)の迫(さこ)は
高い文化の 薫(かお)りを残し
誇豊(ほこりゆた)かに 心を結ぶ
ああ 伝統ふかき 双葉町
3 大洋波うつ 双葉の浜に
若さみなぎる 集いの灯(あかり)
未来みつめて カを育て
大きな夢に はばたく雉子(きじ)よ
ああ ゆく手輝く 双葉町
注釈
・町民憲章の主旨を生かし、飛躍する双葉町を表現した。
・双葉町は、古来、椎葉(標葉)郷とよばれていた。
・清戸は(キヨト)、迫は(サコ)と表書する。ふたば音頭
作詞 藤田鶴悠芸
作曲 山岡賢舟
1 桜かすみに 柳が招くよ
招く柳に つい誘われて
嬉し恥かし バラが咲く
双葉よいとこ 見に来てごらん
踊り輪になる輪が花になる
みんな揃って 総おどり総おどり
2 前田大杉 十万山かくすよ
かくれたお山に ゆかたを着せて
一度見せたい 盆おどり
双葉よいとこ 太鼓がひびく
踊り輪になる輪が花になる
みんな揃って 総おどり総おどり
3 歴史(むかし) 偲ばす やかたの跡によ
誰れを待つやら すすきが招く
幼馴染もお年ごろ
双葉よいとこ 帰っておいで
踊り輪になる輪が花になる
みんな揃って 総おどり総おどり
4 西に阿武隈 お化粧すればよ
福が来る来る ダルマが笑う
起きて転んで 又起きて
双葉よいとこ 根性どころ
踊り輪になる輪が花になる
みんな揃って 総おどり総おどり