富岡町勢要覧 -015/026page

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豊かな資源を活かし生産性の高い農林漁業の振興に努めています

基幹産業としての農業

農業は水稲中心で、生産調整により生産量が減少してきていますが、基幹産物として良質米生産に努め、基盤整備の推進、農業機械の導入と共同化などを図り、低コスト高生産稲作の確立に努めています。
また、当地方特有の温暖な気候条件を活用し、施設園芸栽培を導入し周年出荷をねらいとした産地体制の整備を進めています。

沿岸漁場の振興に期待

水産業としては、刺網、船びき網、小型機船底びき網を主体とした沿岸漁業が盛んです。
平成5年4月に新漁港が開港し、資源の育成として漁礁の設置による漁場の造成とあわせて、ヒラメの稚魚を放流する栽培漁業を推進しています。

農林漁業と商工業

消費者のニーズに応えられる魅力ある商店街をめざして

活気あふれる商業の振興

近年消費者ニーズの多様化、高度化、大型店等の進出などにより消費者の行動が大きく変化して厳しい環境に直面してる中で、活力ある商業の振興をはかるため、まちづくりと一体となった魅力ある商店街づくりを推進しています。

エネルギー供給基地、二十一世紀の工業の町として整備を進めています。

工業の近代化の推進

工業は、中小企業や零細規模の事業所が多く、今後常磐自動車道を活かした工業団地への優良企業の誘致を図っていきます。
富岡町と楢葉町にまたがる福島第二原子力発電所は、沸騰水型軽水炉(BWR)四基計四百四十万kwの出力で、近隣の福島第一原子力発電所と合わせ、日本有数のエネルギーの供給基地となっています。
発電所関連の事業所も多く、就業者人口の多くを占めています。


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富岡町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。