平成12年度版 いわき市教育ガイドブック-006/077page

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(1)豊かな人間性と創造性を育む学校教育の推進

 今日、学校教育においては、「ゆとり」の中で子どもたちに「生きる力」を培うことを理念としつつ、一人一人の能力や適正に応じた教育を展開していくことが求められています。
 本市では、コンピュータ教育の充実や外国語指導助手による語学指導など教育内容・方法の改善充実に努めるとともに、「スクールカウンセラー」や「心の教室相談員」、「適応指導教室(チャレンジホーム)」、「いじめのない・子どもが輝くまちづくり推進本部」の設置などを通して、今日の学校教育が抱える困難な課題の解決に向けて取り組んでいます。
 また近年の少子化により児童・生徒数の減少に伴って増加している余裕教室を有効に活用するため、余裕教室活用事業に取り組みます。

いじめのない・子どもが輝くまちづくり推進市民大会
いじめのない・子どもが輝くまちづくり推進市民大会
平成9年度に「いじめのない・子どもが輝くまちづくり推進本部」を設置し、いじめ根絶運動に積極的に取り組んでいます。

コンピュータ教育
コンピュータ教育
授業においてはコンピュータを積極的に活用するとともに、小学校の児童2人に1台、中学校の生徒1人に1台を基準にコンピュータの導入を進めています。

国際理解教育の推進
国際理解教育の推進
(外国語指導助手による保育風景)
昭和62年度からの「語学指導を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」の導入により、中学校の英語教育を始め、小学校・幼稚園の国際理解教育が推進されています。

校舎・屋内運動場新築事業(中央台南中学校)
校舎・屋内運動場新築事業(中央台南中学校)
本市は児童生徒数の増加に伴い学級数が増加した学校について、学校規模の適正化を図るため分離新設校の建設を進めております。中央台南中学校は、平成10〜11年度に中央台北中学校の分離新設校として施設の新築を実施しました。校舎は鉄筋コンクリート造2階建5,617m2、屋内運動場は鉄骨平屋建1,138m2となっています。

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