平成12年度版 いわき市教育ガイドブック-009/077page

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平成12度いわき市教育委員会重点施策
(5)心うるおす文化の創造

 物質的な豊かさばかりでなく心の豊かさ在求める人々が増加しつつある今日、地域に根ざした文化を創造するために,先入から受け継がれてきた文化則に刻する理鮮を深め、その保存・伝承に努めるとともに、市民による芸術文化活動を積極的に助長していくことが求められています。
 本市では、市立美術館による企画展の開催や、「彫刻のある街づくり事業」の推進などにより芸術文化活動の振興を図るとともに、「いわき伝統芸能フェスティバル」を開催し、市の内外の伝統芸能を広く市民に紹介しています。
 また、平成11年7月には「いわき市暮らしの伝承郷」が開館し、江戸時代後期から明治時代初期の伝統的民家と農村風景を体験学習できるようになりました。
 また、「いわき市アンモナイトセンター」は中世代白亜紀の海底の様子を、「いわき市考古資料館」は旧石器時代から近世までの考古資料を、「草野心平記念文学館」は文学世界を、それぞれ体験学習できる施設となっており、さまざまな時代・分野の“いわき”を理解していただけます。

いわき伝統芸能フェスティバル
いわき伝統芸能フェスティバル
市の内外に伝承されている伝統芸能を保存・伝承するとともに、市民に公開するため、年1回開催しています。

いわき市立美術館(企画展)
いわき市立美術館(企画展)
収蔵作品は世界の戦後美術を中心に1,600点を超え、常設展で公開しています。また、内外の優れた作品による作画展も開催しています。

いわき市暮らしの伝承郷
いわき市暮らしの伝承郷
伝統的民家、民俗・歴史資料などの保存、活用のための施設です。また、企画展や、民家・田畑を活用した体験学習も実施しております。

草野心平記念文学館
草野心平記念文学館
文化勲草受章者でいわき市の名誉市民でもある詞人草野心平の業績を末永く顕彰するとともに、詩を中心とする文学研究成果の公表や情報交換のできる生涯学習施設です。

市指定文化財(絹谷諏訪神社の祭礼幕)
市指定文化財(絹谷諏訪神社の祭礼幕)
天保2年(1831)に松本仁左衛門が作成した幕で、祭礼に使用されました。現在でも獅子舞の時に使用されています。平成12年4月に市指定有形文化財に指定されました。
(市内の指定文化財数:国指定22件・県指定55件・市指定139件)

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