まんが吉田富三博士の生涯 -009/204page
さて、医学界において吉田富三博士は1964年(昭和39)日本医師会会長選挙に立候補しました
この選挙は 当時のマスコミを大変賑(にぎわ)せました
それは 負けるとわかっていた選挙でありました
「私は勝敗などどうでもいいのです 選挙を通して 今の日本の医療(いりょう)の混乱(こんらん)と悲劇(ひげき)、 これらの医療問題(いりょうもんだい)を今後どうすべきなのか 医師と国民に訴えたかったのです!!」
その選挙は敗北を 喫しましたが……