まんが吉田富三博士の生涯 -157/204page

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まんが吉田富三博士の生涯157ページ

「病理学者というものは 死者が生前に受けた治療が適正だったかどうか 見届けてあげられる死者の唯一の仲間なのだ

おっかさぁの顔は… 安らかだった… 医学者として多くの死を見て来たが死に顔ほどその人の行き方を物語るものはない

多くは、青くうらみ、つらみの無念の顔だが… おっかさぁは違っていた

そうか! 自分のためにのみ生きて来た者と人の喜びに生きた者の違いだ!! おっかさぁは救われたんだ!!」


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