まんが吉田富三博士の生涯 -168/204page
そして 沢山の資料を克明に研究されました
「国語審議会がもたもたしているのは その前提である漢字仮名交(まじ)り文を本体とすべきなのかどうか これがハッキリしていないからだ これを正さなければならない」
1964年(昭和39)国語審議会最後の第57回目の総会で 吉田提案を公表しました
「最初に提案文を申します! 『国語(こくご)は漢字(かんじ)仮名交(かなまじ)りを以(も)って その表記(ひょうき)の 正則(せいそく)とする』 国語審議会は この前提の下に 国語の改善を審議するものである!」