緑の文化財めぐりハンドブック -005/019page
(1)南湖公園(なんここうえん)のサクラ並木
(2)南湖公園(なんここうえん)のマツ並木 白河市
南湖公園のサクラ並木
所在地 白河市字南湖
管理者 白河市
樹 齢 70年〜100年
樹 種 ソメイヨシノ約65本
南湖公園のマツ並木
所在地 白河市字南湖
管理者 白河市
樹 齢 100年〜200年
樹 種 アカマツ約230本
来歴
「南湖」は享保元年(1801年)、名君として名高い白河藩主松平定信公(白河樂翁公) が、新田灌漑を目的として造らせた湖で、その周辺を四民共楽の公園とし、湖は藩士 らの水練場としても利用された。その全域は、44ha余りであるが、「マツ並木」は、 東・西・北の方部に広がり、「サクラ並木」は主に東・北の方部にあるサクラの古木 の総称である。
(3)白河関(しらかわのせき)の藤(ふじ) 白河市
所在地 白河市大字旗宿字関の森
管理者 白河神社
樹 齢 400年
樹 高 30.0m 胸高周囲 120cm
科 名 マメ科 樹 種 アカマツ約230本
来歴
白河の関は古来の奥州三関の一つで、平安中期の歌人能因法師(のういんほうし)の 「都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関」の歌で有名である。(広辞苑)。 「白河関の藤」は白河の関跡にある白河神社の正面参道に、杉の古木とともに 屹立(きつりつ)している。