平成13年度 事業報告書 - 052/171page
(3) まとめ
約2年間、塩屋埼沖で定期的に調査を実施し、幼魚の加入時期・サイズ、魚種毎の採集水深帯、さらに、一部の魚種については成長過程を把握した。今回の結果と今後の漁獲動向との関係を検討することがこれからの作業と考える。一方で、当初の想定どおりには採集数が得られていない有用種もある。これは、分布域、資源量レベル、調査海域等が関係してのことと考えられるが、調査の効率性を考慮すると整理が必要な魚種もある。これらに関しては、調査方法も含め次年度以降の調査の中で検討していきたい。