事業概要 -003/019page
1.磐城工業用水道(営業中)
(1)目的
常磐・郡山新産都市計画の一環として、いわき市小名浜地区および常磐地区の給水区域に立地する 企業への工業用水の安定供給を図るため建設された。
(2)経緯
昭和32年 鮫川総合開発計画決定 昭和33年1月 高柴ダム建設事業着手(建設公共費先行) 昭和33年4月 工業用水道事業着手 昭和33年7月 水利権許可串請(1.6m3/S) 昭和34年1月 工業用水道事業法第3条の規定に基づく届出 昭和36年6月 工業用水道事業法第6条の規定に基づく変更届出 昭和37年9月 工事完成 水利権許可(37.9.27138,000m3/日工水118,700m3/日上水19,600m3/日) 昭和43年4月 四時ダム予備調査着手 昭和44年6月 計画事業前打合(通産省) 昭和45年7月 事業届(工業用水道事業法第6条の規定に基づき第1期事業の変更届出) 昭和45年9月 専用工事着工 昭和47年7月 水利権申請(1.6m3/S→2.9m3/S)許可(47.10.24)一部給水開始 昭和47年11月 工業用水道事業法第6条の規定に基づく変更届(常磐鹿島工業団地) 昭和53年4月 水利権更新許可(2.9m3/S) 昭和59年4月 水利権更新許可(2.9m3/S) 昭和59年12月 四時ダム完成 平成7年4月 水利権更新許可(2.9m3/S) (3)建設概要
ア 工事説明
高柴ダムから原水を取水して、企業局いわさ事業所泉浄水場まで導水し、浄化のうえ各企業に 給水する。
ダム貯溜水による水利権は、代替水源として四時ダム建設に費用負担参加することによって確 保している。イ 建設年次 (1)自 昭和33年度 至 昭和37年度
(2)自 昭和45年度 至 昭和59年度ウ 事業費 (1)1,792,237干円(国庫補助率22%)
(注)ダム費1,190,000干円x38.8%=461,720干円
(2)8,555,616千円(国庫補助率35%昭和56年度以降34.8%)
(注)ダム費17,449百万円×37.66%=6,571,652干円工 施設概要
○水源(共同)高柴ダム(鮫川)(代替水源、四時ダム)