福島県長期総合教育計画41/4-217/330page
これによると「悪性新生物」といわれている癌の系統が最高を占めている。次いで高血圧等、心臓
疾患、消化器系統の疾患で、それからは全体の約70%を占めている。しかも死亡教職員の年齢をみ
ると、経験豊かな有能と考えられる40才以上が大部分である。このことからこれらの疾患の早期発
見と早期治療の対策をたてることが必要である。
また、へき地学校に勤務する教職員については、その地域の特殊性からも全員の定期的継続的健
康診断が特に必要である。
〔施策の目標〕
昭和50年度を目標として、40才以上の教職員全員について、定期的な成人病予防検診を実施し、
要注意者には短期人間ドックにおいてさらに精密な検査を実施する。
へき地学校に勤務する教職員全員に対して、巡回による健康診断を毎年継続して実施する。
〔事業計画〕
事業名 事業主体 昭和40〜45年度 昭和46〜50年度 事業内容・事業量 事業費 事業内容・事業量 事業費 成人病予防巡回検診 県 対象人員 17,239名 17,916千円 対象人員 32,500名 39,000千円 単年度計画 単年度計画 対象人員 3,200名(昭和40年は1,239名) 対象人員 6,500名 場所 19か所 場所 19か所 単年度事業経費(1人当り1,050円) 単年度事業経費(1人当り1,200円) 3,400千円 7,800千円 (昭和40年は916千円) 期間内経費 17,916千円 期間内経費 39,000千円 短期人間ドック 県 昭和41年度から継続 12,600千円 20,700千円 対象人員 900名 対象人員 1,150名 単年度計画 単年度計画 対象人員 180名 対象人員 230名 実施場所 県内総合病院および東北中央病院 実施場所 県内総合病院および東北中央病院 単年度経費(1人当り14千円) 単年度経費(1人当り18千円) 2,520千円 4,140千円 期間内経費 12,600千円 期間内経費 20,700千円 へき地巡回診療 共済組合 昭和41年度から実施 1,000千円 (同左) 2,000千円 対象人員 7,500名 単年度計画 対象人員 1,500名 場所 15か所 単年度経費 200千円 単年度経費 400千円 期間内経費 1,000千円 期間内経費 2,000千円