福島県長期総合教育計画41/4-270/330page
ほとんど不可能の状態となった。
また、統計によれば、水死事故者は幼児、児童に多く、水泳指導は幼少の時が特に必要で
ある点等から、小・中学校に水泳プールを設置し、その指導の万全を期する必要が生じてき
た。特に地域別にみると、小・中学校に皆無の地区が4地区あるが、早急にその設置が望ま
れる。
高等学校における柔道場のある学校は12校、剣道場のある学校は7校、柔剣道場のある学
校は3校である。教育課程の完全実施の上から、その施設の充実が必要である。
夜間定時制高等学校の屋外運動場照明設備は必須条件なのに、現在設置校はわずか2校で
ある。全校に設置する必要がある。
〔施策の目標〕
ア 本校の体育館の設置率を昭和50年度までに、小・中・高校とも100%に高め、構造はすべ
て鉄筋コンクリート造りまたは鉄骨造りとする。
イ 水泳プールの設置率を昭和50年度までに小学校60%、中学校・高校は50%まで高め、規模
は小規模校については25m×10mとし、その他の学校については25m×15m以上の水槽と
し、付属施設としてシャワー、浄化装置等を設置する。
ウ 昭和50年度までに男子高校の全校に柔道場、剣道場、柔剣道場を建設する。
エ 昭和50年度までに、夜間定時制高校の全校に照明設備を設置する。
〔事業計画〕
ア 体育館建設
事業名 事業主体 昭和40〜45年度 昭和46〜50年度 事業内容・事業量 事業費 事業内容・事業量 事業費 体育館建設 市町村 小学校577校のうち85%設置する。 1,634,556千円 小学校587校の100%に設置する。 1,532,916千円 577×085-386=104(校) 587×1.00-490=97(校) 内訳 小規模校 53校 内訳 小規模校 47校 その他 51校 その他 50校 経費 経費 84千円×167×53=743,484千円 84千円×167×47=659,316千円 84千円×208×51=891,072千円 84千円×208×50=873,600千円 市町村 中学校277校のうち90%設置する。 435,708千円 中学校269校の100%に設置する。 381,444千円 277×0.90-226=23(校) 269×1.00-249=20(校) 内訳 小規模校 9校 内訳 小規模校 7校 その他 14校 その他 13校 経費 経費 84千円×203×9=153,468千円 84千円×203×7=119,364千円 84千円×240×14=282,240千円 84千円×240×13=262,080千円 県 高等学校体育館無保有校18に設置する。 453,600千円 規模 990m2(300坪) 単価 84千円(坪) 経費 84千円×300×18