第5次福島県長期総合教育計画 新世紀ふくしまの学び・2010 -050/094page
教育や生涯学習に関する情報の収集とデータベースの構築
学校教育や生涯学習に関する各種情報の収集とデータベースの構築等を通して、高齢者や障害を持つ人を含めすべての人が快適に利用できる情報提供環境の整備に努めます。 [3] 情報利用環境の整備・充実 情報ネットワークの構築と活用推進
児童生徒及び教育関係者の情報活用を支援するため、人的環境を含めた情報通信ネットワーク基盤の構築と、学校及び教育関係機関の情報利用環境の整備・充実に努めます。
生涯学習関連施設の情報化の推進
図書館・博物館等の学習資源をデジタル化することや、情報機器・ネットワーク環境を備えたメディア教育センター機能を持つ高機能な施設の整備を検討するなど、県民の誰もが情報活用能力を身に付ける機会を確保できる環境整備に努めます。
語注 (第1節 高度情報通信社会を創造的に生きる)
情報リテラシー
(literacy)リテラシーは、本来、「読み書きの能力。識字率。教養があること。堪能なこと。」という意味を持つが、近年、「コンピュータ・リテラシー」「情報リテラシー」といった使い方が見られ、コンピュータや情報を使いこなす能力を表す。 データベース
(data base)コンピュータによる情報処理で、検索・更新などに便利なように有機的・効率的に収集・整理された情報の集まりのこと。データバンク。
◆インターネットの接続率の推移
教育の情報化
県教育委員会は、教育の情報化を推進するため、基盤設備、人材の育成、教育用コンテンツの充実に努め、インターネットを活用した授業が各教室で可能となるよう、県立学校の校内LANの計画的設備を進めるとともに、小・中学校の校内LAN整備への支援も進めていきます。さらに、小・中学校の情報化については、「うつくしま教育ネットワーク事業」を活用するなど市町村に対してその積極的な取組みを促し、平成13年度中には県内すべての学校がインターネットに接続されるよう強く求めているところです。