I 人と共に
社会を構成する様々な人々の存在を認めて、共に生き、仲間との切磋琢磨により自己を高める環境づくり。
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基礎・基本の定着と学力向上 |
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小・中・高等学校一貫した学習指導の充実 |
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道徳教育の充実、生徒指導の充実 |
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体験活動等を生かした豊かな心を育む教育の充実 |
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学校における世代間・異年齢間交流の推進 |
II 地域・自然と共に
子どもが豊かな自黙に触れ、家庭や地域の中で生き、県民が生渥にわたり学び、文化やスポーツに親しむことで生きがいを感じる環境づくり。
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学校におけるボランティア活動の充実 |
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地域社会における学校教育との連携・協力 |
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豊かな自然とふれあう機会の拡充 |
III 新世紀と共に
社会の変化に柔軟に適応できる能力を持ち新たな社会の創造を担うことができる子どもを育てるとともに、県民が新たな時代を生きがいを持って生きることができるような環境づくり。
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情報活用に関する学習機会の提供 |
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地球市民意識の醸成(国際理解教育) |
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循環型社会に対応した環境教育・学習の推進 |
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高齢者と共に生きる意識の涵養と交流機会の拡充 |
IV 学びの環境づくり
福島県全体を一つの学習空間として子どもをはじめとした県民の「学び」の環境を整備するとともに、学んだ成果が、高齢者層と若年者層の世代間循環や学習施設間の有機的連携による空間的循環が可能となる仕組みづくり。
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生涯学習推進拠点機能の整備 |
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教員研修の充実 |
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教職員の人事管理の改善 |
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学校規模の適正化 |
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学校運営面の体制強化 |
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対応 |
○県民の学びの環境づくり
福島県は、従来から学びに対する高い意識を持っています。生涯学習社会の実現に向けて、地域レベルでの環境整備が進みつつある一方、県民の学びに関する情報の集約、学習施設間の相互連携などが進んでいない状況にあります。
○「教えられる」から「学び」へ
学校といえば子どもが知識や技術を「教えられる」だけの場であると考えられ、子どもが自ら積極的に学びに取り組むという姿勢や、その結果として培われる子どもの真の学力というものを軽視しているのではないかとの指摘もあります。
○子どもの人間性・社会性の育成
「ならぬことはならぬ」という会津藩校日新館の教えなど、人間性・社会性の育成を重視する伝統がある一方、少子化、核家族化の伸展などにより、「自分さえよければよい」との風潮が強まる傾向にあり、いじめや暴力、規範意識の欠如などが社会問題化しています。
○直接体験の機会づくり
広大な県土や四季の彩りに恵まれた豊かで多様な自然の中で育つふくしまの子どもは、都会では体験できないような体験ができる環境にある一方、高度情報化、都市化などの進展により、直接体験の貧困化やコミュニケーション能力の欠如などが問題となっています。 |
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