教育福島0003号(1975年(S50)07月)-005page
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特集に寄せて
福島県教育庁高等学校教育課長 伊 藤 森 三
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県教育委員会の広報活動の一翼を担って参りました「高校ふくしま」も昨年度末に二十一号をもって刊行を取り止め、本年度から「教育月報」「学校教育」と統合し、装いも新たに「教育福島」としてスタートすることになりました。
「高校ふくしま」が本県高校教育の質的向上のために果たしてきた役割は、極めて大きいものがあったと考えているところでありますが、多年にわたる関係各位の御協力に対し、改めて哀心より御礼申しあげるしだいであります。
なお、新しく生まれ変わりました「教育福島」には教育庁各課の広報内容を特集として扱うことになっておりますが、高校教育特集につきましてもざん新な企画と内容の充実を図り、期待に応えて参る所存であります。
さて、今日の高校教育は、進学率の上昇に伴い、生徒の能力・適性・進路の多様化や、これに応ずる教育課程のあり方、学業指導、進路指導等、様々な問題を抱えておる現状でありますので、生徒一人一人が社会における多様な変化に対応し、生がいにわたって学び続けるための基礎を強く、豊かにするため、各校の先生がたと協力一致して教育実践に当たりたいと存じます。
どうぞ、学校での実践研究等を積極的にお寄せいただき広報内容の充実を図って参りたいと考えております。
終りに、本誌が本県学校教育充実発展の一助となるよう念願するものであります。
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