教育福島0015号(1976年(S51)10月)-047page
わが校のほこり
福島県立
いわき中央高等学校
本校は、福島県立平第二高等学校と福島県立内郷高等学校定時制課程とが合併し、浜通り唯一の定時制独立高校として、昭和四十四年に創立された学校である。
鉄筋コンクリート造り三階建ての堂堂たる校舎、九百八十二平方メートルの広い体育館、夜間照明の完備した運動場は、働く者の定時制教育センター校としての役割をじゅうぶんに果たしている。
また、古典教育の一環として、毎年正月にHR対抗の小倉百人一首カルタ取り大会を開き、テレビや新聞にも報道され良い教育効果をあげている。
クラブ活動は、各部ともに活発である。特にバレー部は、四年連続全国大会に出場し、本年度は準優勝の栄冠に輝いた。
更に柔道部もバレー部同様準優勝した。野球部・卓球部も県大会で優勝し全国大会に出場して好成績をおさめている。
また、本校では、働く者の学園として、当然のことながら地域社会の事業主会と緊密な連携を保っている。具体的な仕事としては、奨学資金の支給、勤務条件の改善など、生徒が勤労と学業との両立ができ得るよう、万全の対策や措置をこうじている。
(校舎全景)
(“田子の浦に…”と,校内カルタとり大会)
(第23回全国高校定通野球大会入場行進)
(全国高校定通バレーボール大会での入場式)