教育福島0050号(1980年(S55)04月)-021page

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に、教育環境の適正な維持管理の促進に努める。

2)産業教育の振興・発展を図るため、産業教育の実験実習施設・設備の充足の推進及びその適正な活用の促進に努める。

3)火災防止の徹底を期するため、関係機関との密接な連携のもとに、防火設備を充実し、適正な管理の促進に努める。

 

新装なった石川養護学校

 

新装なった石川養護学校

 

二、心身の障害に応ずる養護教育の推進

 

(一)教育機会の拡充整備

1)適正な就学指導を図るため市町村における心身障害児就学指導審議会活動の充実の促進に努める。

2)特殊学級の適正配置を図るため軽度心身障害児就学指導の改善充実の促進に努める。

3)養護教育の振興を図るため、地域社会の正しい理解と協力を求める施策の促進に努める。

(二)教育活動の充実

1)教育課程の改善充実を図るため各種研修会の開催、手引書の発刊等により、新学習指導要領の趣旨を徹底し、心身の障害の状態及び発達段階と特性並びに地域や学校の実態に即した教育課程の編成の促進に努める。

 

交通安全教室(福島工高)

 

交通安全教室(福島工高)

 

2)軽度心身障害児の教育の充実を図るため、学校教育活動の全体を通じ、心身の障害の特性や程度に即し、適切な指導を行うよう努める。

3)教育方法の研究開発を促進するため、研究学校の指定等により、心身の障害の状態及び能力、適性等に応ずる教育方法の実践的研究を進め、その成果を普及し、校内研究の指導・援助に努める。

4)心身障害児に対する正しい理解と認識を深めさせるため盲学校、聾学校及び養護学校と、小学校、中学校及び高等学校との交流教育の促進に努める。

(三)教職員の確保と指導力の向上

1)教職員組織の充実を図るため、教職員の標準法定数を充足し、性別、年齢、免許状等の調和のある教員配置を進めるとともに、学校の課題や規模等に応じた適切な校務分掌の組織化の促進に努める。

2)教職員の指導力の向上を図るため、各種研修会の内容を充実し、これら研修の成果が最終的に各学校で活用されるよう実施方法も含めて、教職員研修の効果的推進に努める。

(四)教育施設・設備の整備充実

1)教育効果を高めるため、教育施設・設備の充実を図るとともに、教育環境の適正な維持管理の促進に努める。

2)火災防止の徹底を期するため、関係機関との密接な連携のもとに防火設備を充実し、適正な管理の促進に努める。

 

三、あすをになう青少年の健全育成の推進

 

(一)在学青少年健全育成事業の充実

1)在学青少年の健全育成の強化を図るため、生徒指導推進地域の指定により、地域ぐるみの生徒指導の促進に努める。

2)青少年教育の振興を図るため、青少年団体指導者の育成を進めるとともに、青少年団体活動の充実の促進に努める。

3)明日の文化をつくる創造性豊かな青少年の育成を図るため、青少年の発達段階に応じた鑑賞事業の推進と青少年文化活動の奨励に努める。

(二)青少年教育施設の整備充実

1)少年教育の充実を図るため、少年自然の家の建設及び施設の整備を推進するとともに、その効果的な利用の促進に努める。

2)青年教育の充実を図るため、海浜青年の家の施設を整備するとともに、その効果的な利用の促進に努める。

 

 

 


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