教育福島0064号(1981年(S56)09月)-018page
千三百五十九人(前年度一万三千二百九十六人)で、その数は前年度とほとんど変わりはなく、男女の差もわずかである。
以下の(二)、(三)では、これらの数値をもとにする。
(二) 産業別就業状況(表6参照)
製造業五千二百九十五人(三十九・六パーセント)、卸売業二千九百十六人(二十一・八パーセント)、サービス業千九百八人(十四・三パーセント)が例年に引き続き上位を占め、これら三部門で、全体の七十五・七パーセントを占める。そしてこの三か年では、これら三部門の占める割り合いはほぼ七十五パーセント近辺の値に安定している。
就業構造面から、この三か年の傾向をみると、農林、水産業などの一次産業への就業者は、五十三年度三・五パーセント、五十四年度二・五パーセント、五十五年度二・三パーセントと減少を示しており、同様に、流通、サービス業などの三次産業も、年度順に五十九パーセント、五十六・五パーセント、五十四・二パーセントと減少を示している。これに対して、製造業などの二次産業では、年度順に三十六パーセント、四十一パーセント、四十三・五パーセントと増加を示している。
(三) 地域別就職状況(表7参照)
就職進学者、就職入学者六百四十二
表2 地域別進学率
( )内は前年度
表3 学部別進学者数