教育福島0094号(1984年(S59)09月)-010page
こと)は、四十九年度の四十五パーセントから年々増加し、五十五年度には六十二・二パーセントを示した。五十六、五十七年度はこれより若干減少したが、今回六十六・四パーセントと前年度より四・六ポイント増加となり、四十九年度以来、最高値を示した。
◆各種学校等(予備校を含む)への入学率は二十一・七パーセントを示し、前年度より一・一ポイント増加した。これは男子の入学率が一・七ポイント増加したためである。
二、進学状況について
(一) 大学・短期大学等への進学(表1・2、図1の1)、2)参照)
進学者数は、男子二千百九十七人(進学率十九・九パーセント)、女子二千五百三十五人(同二十四・一パーセント)、計四千七百三十二人(同二十一・九パーセント)である。
男子の大学進学者は二千七十人で、女子の九百三十人を大きく上まわっているが、逆に短期大学への進学者は、女子が千六百三人で、男子の百九人をはるかに上まわっている。例年、大学等への女子の進学率が、男子の進学率を上まわっているのは、短期大学への進学者が多いことによる。
また、五十五年度からの四ケ年の進学率を男女別にみると、男子は二十一パーセント台から十九パーセント台に
表2 昭和58年度進学実数(公立全日制)
表3−1 昭和58年度進学率(公立全日制) ( )は前年度