教育福島0099号(1985年(S60)02月)-043page

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福島県教育委員会

 

福島県教育委員会

 

教育委員長に初瀬行雄氏

 

職務代理者は角田道子氏

 

新委員長

 

新委員長

 

初瀬行雄氏

 

一月十日(木)に開催された定例教育委員会で、坪井孚夫委員長にかわって初瀬行雄委員長職務代理者(五十九才)が、委員長に選ばれた。また、委員長職務代理者には、角田道子委員((五十九才)が選出されました。

初瀬委員長は、五十六年十二月から県教育委員を務めており、「心豊かでたくましい人間の育成に努力したい」と記者発表の席上抱負をのべました。

など、任期は一月十一日より六十一年一月十日までの一年間です。

 

日本学生科学賞

 

全国科学部門研究で第一位

 

県立福島女子高校化学部

 

第二十八回目本学生科学賞受賞(主催者、全日本科学教育振興委員会・読売新聞社 後授、文部省・科学技術庁)の表彰式が一月十一日、東京京王プラザで行われ、福女高化学部の研究主題「糖とアミノ酸の反応」の研究が認められ、最高の栄誉である全日本科学教育振興委員会賞を受賞した。

同校化学部では、顧門の菅野幸雄教諭の指導を受け一・二年生二十四名が研究したもので、これまでも、文部大臣賞はじめ四年連続入賞するなど輝しい実績を誇っている。副賞としてパーソナルコンピュータML−F二〇の関係器機一式が贈られるなど学校あげて受賞を喜んでいる。

 

海外派遣の先生方

 

ヨーロッパ・アメリカ等の

 

海外教育事情を報告!!

 

昭和五十九年度の教員海外派遣帰国報告会が一月十四日、県庁西庁舎講堂で開かれた。

教員の海外派遣は、広く海外教育事情について理解を深めるとともに、今後の教育に生かすことを目的に実施されているもので、今年度の海外派遣者は小・中・高校合わせて五十八名(短期派遣四十三名・長期派遣十五名)がヨーロッパ・アメリカ等に派遣されて研修を行っていたものである。

報告会では、海外派遣教員ら七十人が出席。佐藤昌志教育長、団長として派遣された古内俊直保課長あいさつ。続いて、団員の代表七名がスライド等を使って、各国の海外教育事情を報告、このあと報告内容について活発に意見の交換を行った。

 

(財)福島県文化振興基金・顕彰

 

照井氏(美術)ら七人

 

県文化振興基金は、昭和五十四年に県民による自由で創造的な、特色ある県民文化を振興する目的で設立されたもので文化活動に優れた業績と、本県文化の普及・向上に貢献した個人・団体を対象に総合・美術・音楽・演劇・文化・舞踊・映画・生活文化・文化財の保護・郷土史誌の十部門について顕彰している。

昭和五十九年度は、市町村などから十七件の推薦の中から一月十一日に審査会において、次の個人七人が顕彰者として選ばれました。

◎顕彰者

種別  氏名     出身地

〈美術〉照井蔵人   (会津若松市)

〈音楽〉杉本栄夫   (相馬市)

〈文学〉高橋新二   (福島市

〈文学〉黒須忠一   (福島市)

〈郷土史誌〉佐藤高俊 (相馬市)

〈文化財の保護〉松本友之 (いわき)

〈文化財の保護〉猪股藤平(南会津郡田島町)

なお、顕彰者の表彰式は、二月十三日、福島市の辰己屋で行われ、理事長の松平知事より、顕彰状と賞賜金が贈られた。

 

昭和60年度「教育福島」誌案内

 

編集方針

 

読んで役に立ち

 

見て楽しい広報誌

 

県教育委員会では、昭和六十年度の広報誌「教育福島」を発行します。

六十年度の本誌の編集方針、構成内容について、先年十二月以来数次にわたる広報委員会議で検討を重ねてきたところですが、お寄せいただいた読者の御意見、担当者アンケート調査結果等をもとに、−−読んで役に立ち、見て楽しい広報誌−−を編集方針に、内容の充実をはかっていくことになりました。

特にこれまでと変わった点は、

●表紙絵

いわき市在住の画家若松光一郎先生を予定し、交渉中です。

●グラビアページ

三ぺージと枠を拡大し、見て楽しむ構成にする計画です。

●特集

「生涯教育の推進」や「県民スポーツの振興」等新しい特集を組み、幅広く教育活動を見ることができるようにする。

●随想

県内の教育関係者の方々から日々のできごと、雑感等を執筆していただく。また執筆者の数も増加しました。

●シリーズ

「世界の教育は、今」

新しい試みとして、海外教育事情の紹介をカラーページで計画しました。

 

昭和六十年度版「教育福島」誌の購読希望者申し込みに付いては、各学校に申し込み用紙が配布されますので締切日厳守のうえ申し込み手続きをしてください。

 

 

 


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