教育福島0125号(1987年(S62)10月)-002page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

教育福島0125号(1987年(S62)10月)-002page


文化の窓

現代東北美術の状況展・II

現代東北美術の状況展・II

会期 十月十七日(土)〜十一月二十三日(月)

会場 県立芸術館

この展覧会は、今日の日本に生起する美術界の現況を、東北六県の出身、またはゆかりのある作家の作品によって紹介し、身近なところがら現代美術を御鑑賞いただくために企画されました。今回は昭和五十九年の開館記念展に次ぐ二度目の開催となります。

現代美術といえば、あるいは難解なものとされる、面もありますが、広くいえば、今日の私たちと同じ時代に生きる作家たちが、この時代ならではの課題や精神性の表現に真摯に取り組んだ結果として生み出されるもの全てがそれに当ります。

この展覧会には、日本画・洋画・版画・彫刻の四部門から、四十五作家、百十四点の作品が展示されますが、いずれも各作家の現在の関心が充分に表明されており、これらを御鑑賞いただくことで、今日の美術が<何を><どのように>表現しようとしているかが充分な手ごたえをもって実感されるでしよう。

観覧料

一般・大学生…六〇〇円(五〇〇)

高校生…四五〇円(三五〇)

小・中学生…三〇〇円(二〇〇)

( )内は二十名以上の団体料金

信太金昌「白と紅の風動」紙本・著色 一九八四年

信太金昌「白と紅の風動」紙本・著色 一九八四年

田口安男「ひとつ手うづみ」キャンバス・テンペラ 1986年

田口安男「ひとつ手うづみ」キャンバス・テンペラ 1986年

工藤甲人「相」紙本・著色 1984年

工藤甲人「相」紙本・著色 1984年

親と子の美術教室受講生募集

年賀状版画をつくる

内容

いろいろな版画の方法を使って年賀状をつくります。

日時

十一月二十三日(月)午前十時三十分〜午後三時三十分

場所

県立美術館 実習室

講師 佐久間敬氏(福島大学助教授)

対象

小学生とその保護者。定員は十二組程度で、申込み多数の場合は抽選となります。

その他

材料費として一組八〇〇円程度と彫刻刀をご持参下さい。

※申込み・問合わせは県立美術館まで 電話〇二四五(三一)五五一一

公開シンポジウム

日時 十一月三日(火) 文化の日

午後一時三十分より

会場 県立美術館講堂(無料)

テーマ 「制作を語る」

出席者

三木多聞(美術評論家)

工藤甲人(日本画)

田口安男(洋画)

工藤哲己(彫刻)

峯田敏郎(彫刻)


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。