教育福島0130号(1988年(S63)04月)-004page
季節の中で
〜さあ出発だ〜
みんな元気な一年生
−川俣町立福田小学校−
川俣町立福田小学校ではこの春に入学した三十名の一年生が元気に通学しています。
緊張した入学式から一か月以上を経て次第に学校生活にも憤れ、今では、先生の質問にも教室中に響くほどの大きな声でハキハキと答えています。
生き生きした表情にあふれる一年生の教室
▲輝かしい未来への第一歩となった開校式
雪の中での記念植樹
時代の要請に応えて開校
−県立清陵情報高等学校−
県民の大きな期待を担い県立清陵情報高等学校が去る四月八日に開校しました。開校式・第一回入学式の式場となった須賀川市の同校の体育館には、第一期生となる三百六十四名の入学生と、松平勇雄県知事、佐藤日日志県教育長をはじめとする多数の来賓が出席して盛大に式典を行い、式の後には同校の限りない発展を願って、来賓と生徒代表の手によって県の木である「けやき」の記念植樹が行れました。
新しい生活に大きな期待
−飯舘村立飯舘中学校・福島市立信陵中学校−
相馬郡飯舘村の草野中学校と飯樋中学校が統合して村立無舘中学校が誕生しました。四月六日には百四十四名の新入生を迎え、詩人の大岡信氏らによる新しい校歌も披露されて、三百九十一名の全校生は新しい校歌に希望を託して元気に歌いました。
県内でも屈指の大規模校である福島市立信陵中学校には三百五十四名が入学しました。部活動で数々の実績を誇る同校の伝統の担い手となる新入生は中学生活への期待に胸を、ふくらませていました。
新しい校歌をうたう生徒たち(飯舘中)
中学校生活への期待と決意を述べる新入生代表(信陸中)