教育福島0133号(1988年(S63)09月)-039page

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比して二・三ポイント減少したこともあって次年度進学希望者が前年度に比して一・三ポイント増加した。

学科別に大学等進学率を比較すると普通科では前年度より男子が四・一ポイントと大きく減少したのに対し、女子は逆に〇・九ポイントの増となり、普通科全体では一・五ポイントの減となった。さらに、職業に関する学科では、いずれの学科も前年度を下回り、職業に関する学科全体で〇・五ポイントの減となった。理数科は、例年卒業生が少ないため、進学率の変化が比較的大きく、前年度に比して十六・八ポイントの増となった。

 

(二) 各種学校への入学(表1、2、表3の1、2、表6参照)

 

予備校を含む各種学校等への進学者数は、男子二千八百五十四人(入学率二十五・五パーセント)、女子二千八十二人(同十九・八。パーセント)であった。

学科別にみると、家庭科及び理数科を除く五学科で増加し、全体では一・一ポイントの増加となった。

なお、予備校入学者を含まない各種学校等入学者は、三千百八人(入学率十四・三パーセント)で、前年度より〇・一ポイント増加した。

 

(三) 次年度進学希望者(表2、3の1参照)

 

次年度進学希望者数は、男子千八百六十六人(入学率十六・七パーセント)、女子四百五十五人(同四・三パーセント)である。

五十五年度からは全体で九パーセント台が続いたが、六十二年度は十・七パーセントと前年より一・三ポイントの増となった。

 

(四) 学部別進学者入学者(表4参照)

 

進学者総数五千十六人の内訳は、文科系二千四百三人(四十七・九パーセント)、理科系千四人(二十・〇パーセント)、その他千六百九人(三十二・一パーセント)となっている。

 

(五) 大学別進学者(表5参照)

 

表5は進学した主な大学について、進学者の実数を示したものである。

六十二年度卒業生の国立大学への進学者数については、福島大学は、二百六十名となり、前年より減少した。さらに、山形大が十五人、宇都宮大が十人、筑波大が七人それぞれ減少した。逆に東北大への進学者は前年度より十三人、茨城大学は十五人、新潟大は六人、それぞれ増加した。これらの大学への進学者で、すべての国立大学者の七十一・七パーセントを占め、国立大学進学者全体では、前年度より九十二名減少している。

 

表4 昭和62年度学部別進学者・入学者数(公立全日制)

表4 昭和62年度学部別進学者・入学者数(公立全日制)

 

 

 


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