教育福島0148号(1990年(H02)07月)-004page
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文化の窓県立美術館企画展案内
北大路魯山人展
会期8月25目(土)〜9月23日(日)
会場県立美術館
豪放多才の芸術家として知られる北大路魯山人は、明治末から昭和にかけて、陶芸をはじめ、書画、漆芸など多方面にわたり独特の創造性豊かな世界をつくり上げました。特に陶芸は、伝統や習慣にとらわれず多才な技法を駆使し、余人には無い豪放で雅味あふれる作風でよく知られています。生涯を美食家として通し、食と器の調和を求めた魯山人は、志野、織部、備前など日本や中国古陶磁を自由に取り込んで陶芸に強烈な個性を表現しました。
本展は、昭和の光悦とも呼ばれた闊達自在な魯山人芸術の精華を、東京・世田谷美術館が所蔵する塩田コレクションによって紹介するものです。
(写真説明)
上段「織部土瓶」
中段「赤絵魚文皿」
下段右「織部扇面鉢」左「雲錦大鉢」
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