教育福島0163号(1992年(H04)06月)-004page
文化の窓
県立博物館第2回企画展
恐竜のあるいた道−足跡でさぐる恐竜の不思議−
会期7月18目(土)〜9月23日(水)
恐竜は絶滅した動物の中でもっとも魅力的で人気のあるもののひとつですが、その生活についてはまだまだ謎の多い動物です。最近、恐竜の足跡化石が恐竜の行動や生態を明らかにするのに重要な手がかりとなることがわかってきました。足跡を調べることにより、恐竜の種類や大きさ、二本足で歩いたのかそれとも四本足なのか、歩いたり走ったりした速さ、姿勢、歩きぶりを知ることができます。また、その地域にたくさん住んでいたかどうか、群れで行動したかどうかなどがわかります。アメリカ合衆国コロラド平原からは、日本・コロラド合同の調査により、ブロントサウルスやイグアノドンなどきわめてたくさんの恐竜の足跡化石がみつかりました。そして、恐竜の行動の様子が最新の科学的研究により解きあかされました。
この企画展では、コロラド平原の恐竜足跡を中心に、恐竜の行動や生態についてきわめて興味ある新事実を紹介します。足跡というちょっと風変わりな展示ですが、そこから生き生きした恐竜像を感じとることができるでしょう。
*企画展記念講演会
「コロラド平原の恐竜足跡」
講師コロラド大学準教授マーチン・ロックレイ
期日
平成四年七月十九日(日)
場所福島県立博物館講堂入場無料
(写真説明)
上左 5列に並ぶブロントサウルスの足跡(アメリカ合衆国コロラド州、パーガトリー川河岸)
下右 ブロントサウルスの足跡小さい方が前足、大きい万が後足(アメリカ合衆国コロラド州、パーガトリ山川河岸)
下中 イグアソドンの足跡化石(アメリカ合衆国コロラド州、ラマー南方)
下右 獣脚類の足跡(アメリカ合衆国コロラド州、ラマー南方)