教育福島0169号(1993年(H05)02月)-011page

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な伝承に努めます。

さらに、県立美術館や博物館等が行う事業をより充実するとともに、埋蔵文化財をはじめとする文化財の保存活用等を図る中心的な施設の設置を検討するなど、文化施設の整備充実に努めます。

なお、学校週五日制の定着を図るため、県立美術館・博物館における児童生徒の学校外活動を支援する事業の実施など必要な施策の推進に努めます。

 

〔重点施策を具体化する事業〕

○ スポーツ芸術競技の開催準備の推進

○ 県内主要社寺調査

○ 茅葺民家群等緊急防災事業

○ 新世紀へ贈る文化遺産継承事業

(ふくしま文学ふる里発見事業)

新) 天然記念物赤井谷地保護対策事業

〈学校週五日制対応事業〉

○ 県立美術館・県立博物館・文化センターにおける主催事業

 

四 県民の活力をはぐくむ体育・スポーツの振興

 

〔重点施策の視点〕

今日、社会の成熟化の進展に伴い、豊かで潤いのある生活や健康への関心が高まり、県民の間では主体的に様々なスポーツに取り組む人々が増えており、県民の多様で高度なスポーツニーズに対応した施策の推進が求められています。また、平成七年に「友よ ほんとうの空にとベ!」のスローガンの下に開催される「ふくしま国体」において、開催県としてふさわしい成績を収めるため、競技力の一層の向上を図ることが重要な課題となっています。

このことから、県民一人ひとりが心身ともに健康で活力ある生活を営むことができるよう、生涯スポーツの普及・振興に努めるとともに、「ふくしま国体」に向けた様々な競技力向上対策事業の推進などに努めてきました。今後も、スポーツへの関心やニーズの一層の高まりが予想されるので、生涯スポーツの観点に立った学校体育や社会体育の充実に努めるとともに、「ふくしま国体」に向けたより質の高い強化事業の推進に努める必要があります。また、「ふくしま国体」を二年後に控え、国体後を見据えた本県スポーツの振興を図る必要があります。

このため、生涯にわたり健康で安全な生活を送るための基礎を培う、学校における健康教育の充実に努めるとともに、県民だれもが生涯の各時期にわたり親しめるスポーツ・レクリエーション活動を推進するため、指導者の養成や県民スポーツ・レクリエーション祭の充実を図るなど、生涯スポーツ振興に努めます。

また、東北総合体育大会の開催をはじめ全国規模の大会や国際競技会を開催するとともに、「ふくしま国体」強化候補選手を対象とした合宿事業などを積極的に実施し競技力の一層の向上に努めるほか、スポーツ振興推進体制の整備やスポーツによる国際交流など「ふくしま国体」後のスポーツ振興策の検討に努めます。

さらに、学校週五日制の定着を図るため、児童生徒の学校外における活動を支援することができるようスポーツ指導者の養成に努めるなど、スポーツ・レクリエーション関係団体や地域のスポーツ団体等の協力を得ながら必要な施策の推進に努めます。

 

〔重点を具体化する事業〕

○ 第二回県民スポーツ・レクリエーション祭の開催

新) 第三十四回全国体育指導委員研究協議会の開催

新) 第二十回東北総合体育大会の開催

新) 一九九三年日・韓・中ジュニア交流競技会の開催

新) 平成五年度全国高等学校総合体育大会・第四十三回全国高等学校スケート競技選手権大会の開催

○ 県営荻野漕艇場の整備

新) 県営相撲場の建設

一部新) 第五十回国体競技力向上対策事業

新) 「ふくしま国体」推進学校教育関係者連絡協議会の開催

〈学校週五日制対応事業〉

新) スポーツ指導員養成事業への支援

 

 

 


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